2014年01月20日

ピヨの闇

ピヨには2歳違いの妹がいます。
とても妹思い・・・とは程遠く、常々妹がいなくなって欲しいと願っていました。
「一人っ子だったら、絶対に怒られなかった」と断言していました。

先生や親の言うことをきちんと聞いて、計画的に宿題を終わらせて、自分の時間を作り、9時には就寝、朝は6時半には目覚め、いわゆる優等生のピヨとは対照的な、妹ウサは親の言うことは聞かない、宿題はみんなが寝る頃、なかなか寝付けず、寝返りやら話をしていて、寝起きが悪い・・・。
(今書いていて本当に真逆だわ!とびっくり。)

ウサは甘え上手でお話も上手。でも、ピヨは口下手なので攻撃的に。嫌なことがあるとウサのお腹をたたいたり、目をたたいたり、怒られるのは決まってピヨでした。
ピヨの闇はどんどん大きくなって「ウサなんか死んで欲しい」とまで言うようになってしまいました。
そして、学校でも自由気ままに振舞って人に迷惑をかけている事に自覚の無い男の子を本当に憎んでいました。自分はこんなに一生懸命やってきたのに、結局怒られるのは自分。


私がもっと早く気付いてあげられていたら、ピヨの闇は芽を出さずにすんだのでしょうね。

自分が大事にされていないのに、妹を可愛がれるわけがありません。
自分の気持ちを分かってもらえないのに、人の気持ちなんか理解したくもないですよね。

でも当時の私にはピヨの気持ちを汲んであげられる余裕がありませんでした。
だから何でも言う事を聞いてくれる手のかからないピヨに甘えていました。

母になって11年。やっと分かった気がします。自分もそして生まれてきた子と共に成長していくんだって。親と子互いに不完全です。出来ない自分を認めて過去に出来なかったことを補う。
子どもに成長して欲しいなら先ずは大人から、と思いました。

私はピヨに謝りました。
『覚えていないかもしれないけど、たくさん嫌な思いをしたよね。
ウサより先に生まれたから我慢したこと多かったね。ウサがずるいなんて思わなくていいんだよ。ピヨは自分に自信をもっていいんだよ。』
学校へ行けなくなってから、ずっといい続けました。
そして喧嘩のときは、お互いに納得するまで話し合うようにしました。

ピヨはにっこり笑って抱きついてきました。ピヨの闇は少しずつ小さくなっているようです。


posted by ひよっこ at 14:38| 姉妹関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする